植物学の大学教授を訪問 Eps.02|エチオピア

植物学の大学教授を訪問 Eps.02|エチオピア

アディスアベバ大学の構内は、一足踏み入れるとアフリカにいることを忘れるくらい、落ち着いた大きな校舎と静かで平穏な場所だ。まるで日本の大学に来たのかと思うほど、街の喧騒や埃っぽさは全くない。各校舎の周りには整備された植物が植えられており、誰かが丁寧に日々管理をしているのだろう。

教授は自分の研究室に行こうと足早に歩き始めた、広い敷地内を彼の後ろについて歩いていると、教授はふと立ち止まって雑草をむしり、唐突に何やら話し始めた。アムハラ語訛りの英語のため、最初はうまく聞き取れなかったが、最後に「Nature is smart」と言ったのだけははっきりと聞き取れた。そしてまた足早に歩き始めた。

英語にはTalkativeという単語がある、日本で言えば「おしゃべり」「よく話す」のような言葉だが、エルミアス教授はまさにTalkative。彼は自分の生徒に話すように、およそ半日の間とにかくフランキンセンスについて話し続けた。

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