マルラオイルとは?

「神の木」が育む、アフリカの恵み

アフリカ南部から西部にかけて、乾燥した大地に大きく枝を広げる樹木があります。それがマルラ(Sclerocarya birrea)です。干ばつの厳しい環境でも力強く生き抜き、豊富な栄養を蓄えることから、現地では「神の木」とも呼ばれ、古くから人々の暮らしを支えてきました。

果実はジュースや発酵酒として、種の中の仁は食用として、幹は伝統医療や木工品としてなど、マルラは生活のあらゆる場面で活用されてきました。アフリカの女性たちは、顔や身体、赤ちゃんのケアに至るまで、マルラオイルを「万能オイル」として大切に使い続けてきたといわれています。

その硬い種の中にある仁から丁寧に低温圧搾されるオイルが、マルラオイルです。軽やかな使用感と酸化への強さから、近年では世界中のスキンケアブランドで採用される植物オイルの一つとなっています。

マルラオイルの特徴

マルラオイルは、マルラの種の中にある仁を圧搾して抽出される植物オイルです。軽やかでみずみずしいテクスチャでありながら、肌にしっとりとしたうるおいを与える使用感が特徴です。植物由来の脂肪酸を豊富に含み、乾燥しやすい肌をやさしく保湿するオイルとして利用されています。

含まれる主な脂肪酸

マルラオイルには、次のような脂肪酸が含まれています。

オレイン酸
マルラオイルの主成分となる脂肪酸です。肌をやわらかく保ち、うるおいを守る働きを持ちます。オメガ9系の一価不飽和脂肪酸で、酸化しにくい性質を持つことも特徴です。

リノール酸
肌のバリア機能を支える重要な脂肪酸として知られています。

パルミチン酸
肌表面を保護し、水分の蒸発を防ぐ役割があります。

ステアリン酸
肌をなめらかに整え、植物オイルの安定性にも関わる成分です。

オレイン酸を中心に、これらの脂肪酸がバランスよく含まれていることが、マルラオイルの大きな特徴です。

ビタミンEを含む植物オイル

マルラオイルには、ビタミンE(トコフェロール)が含まれています。ビタミンEは、植物オイルに広く含まれる脂溶性成分で、乾燥などの外的環境から肌を守るスキンケア成分として知られています。

AfriAuraがマルラオイルを扱う理由

AfriAuraが惹かれたのは、成分だけではありません。干ばつの大地で力強く実を結ぶ生命力。何千年もの時をかけて人々の暮らしに寄り添ってきた歴史。そして、女性たちの手によって一つひとつ丁寧に受け継がれてきた製法。植物には、それぞれ物語があります。

私たちは、その物語も含めてスキンケアとして届けたいと考えています。マルラオイルは、単なる植物オイルではなく、アフリカの自然や文化を映し出す存在でもあります。

AfriAuraでは、植物の成分だけでなく、その土地の自然や文化、そして背景にある物語まで大切にしながら製品づくりを行っています。

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References
Plants of the World Online. Sclerocarya birrea (A. Rich.) Hochst. Royal Botanic Gardens, Kew.
National Center for Biotechnology Information (NCBI). Studies on marula (Sclerocarya birrea) seed oil composition.
Healthline. Marula Oil: Benefits, Uses, and Safety.
FAO. Traditional African Food Plants.

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